1952-07-30 第13回国会 参議院 議院運営委員会 第77号
○事務総長(近藤英明君) 只今お手許に印刷物をお配りいたしました「資格争訟の訴状、原告議員兼岩傳一君、被告議員細川嘉六君」というこの書類に関係してでございます。この書類は五月二十一日に兼岩傳一君から提出いたされたのでございます。
○事務総長(近藤英明君) 只今お手許に印刷物をお配りいたしました「資格争訟の訴状、原告議員兼岩傳一君、被告議員細川嘉六君」というこの書類に関係してでございます。この書類は五月二十一日に兼岩傳一君から提出いたされたのでございます。
例えば我が参議院においても、十五万二千票の東京都第一位の高点な得票によつて公選された議員細川嘉六を逮捕し、追放し、議席剥奪の暴挙をあえてしておるが、これはまさに民主主義の虐殺であり、(「その通りだ」と呼ぶ者あり)東條さえもやらなかつた国会破壞の暴挙であります。
最後にこれだけは伺つておきたいのですが、これは第七に伺つておきたいのは、今伊藤委員からも吉田委員からも御発言がありました前参議院議員細川嘉六君についての処置について、これは国民が納得するような措置であるというようにお考えになるのか、それとも若しそこに少しでも納得ができないものがあるというならば、その責任はどういうふうにおとりになつたのか、その点について伺つておきたい。
そこでこの間私の方の議員細川嘉六君や河田賢治君、砂間一良君、上村進君、これらの人たちが公職追放の処分に付されたわけでありますが、これは明らかに今度の逮捕と関連いたしまして、この事実を前提にして公職追放をなされたものであるとわれわれは考えておるのであります。これが裁判で無罪になつた場合におきまして、これの救済方法というものは一体どういうことになるのか。
寺尾 豊君 中川 幸平君 門屋 盛一君 宇都宮 登君 奥 むめお君 岡元 義人君 矢野 酉雄君 板野 勝次君 千葉 信君 藤田 芳雄君 小川 久義君 委員外議員 細川 嘉六
○委員外議員(細川嘉六君) 簡單に今まで共産黨において調べたところ、それから民主主義諸團體、即ち民主主義科學者協會、自由法曹團、その他で現地において調べたところ、今まではつきりしたところの中、ここに皆さんが本當な事實に基いて、公正な判斷をなさるために、二、三の事實を先づ指摘して述べたいと思うのであります。
○委員外議員(細川嘉六君) では述べますが、又明日でも答えて貰いたい。
○委員外議員(細川嘉六君) もう一つ……。
○委員外議員(細川嘉六君) この法案について共産党では修正意見を持つておるのであります。それを諸君の前に披瀝したいのであります。それは、第一條を左のごとく修正する。一、公務員がその職務を行うにあたり故意又は過失によつて他人に損害を加えたときは、國又は公共團体がこれによつて生じた損害を賠償する責に任ずる。
○委員長(伊藤修君) お諮りいたしますが、衆議院規則第四十四條に基きまして、議員細川嘉六君が発言の許可を求めて参られました。これを許可することに御異議ありませんですか。
○委員外議員(細川嘉六君) 今の話はちよつと私にも分り兼ねます。